2月9日(金)S「ヒッキー・ソトニテミターノ」ハイバイ

作・演出:岩井秀人、東京芸術劇場シアターイースト
 この芝居は、岩井が自らも体験者であるヒキコモリを主題にした芝居。2015年に初演された。今回は自らも俳優とし出演している。ヒキコリを外に出す役割(公的なものかどうかは不明)の女性が、ひきこもっている男性をかなり強引に外の寮に入れるプロセスを描いている。ヒキコモリといっても、もう40歳を過ぎた男性もいる。ヒキコモリは日本だけのことなのか、ある一定以上の水準の家、自分の個室を持たなけれ発生しない現象だろう。この芝居は、そんなヒキコリの人間を扱って、果たして外の出て働くのがほんとうに正常なのかという問いが、底辺の主題として流れている。ヒキコモリはイレギュラーとして「世界」に対峙しているという言葉を吐く人物もいる。この芝居で岩井が問う主題がヒキコモリ現象に新しい光をあてて、ヒキコモリを新しく考え直をさせる芝居担っているのだ。

[PR]

by engekibukuro | 2018-02-10 07:06 | Comments(0)  

<< 2月10日(土)S「臨時病室」... 2月8日(木)M「Sing a... >>