2月10日(土)S「臨時病室」劇団東演

作:沈虹光、翻訳:菱沼彬晁、演出:シライケイタ、東演パラータ
中国の現代劇だ。”働き詰めに働いて女手一つで三人の子供を育て上げた農村に暮らす劉大香は、ちょっとした腫物で大都市の病院に入院。そこへもう一人、経理の仕事をそてきた李天佑が、心臓の持病でこちらも入院。ところが二人が通されたのは会議室。担当の看護師によれば「夏の異常気象でベッドが不足していて、会議室まで病室として使用しているの。設備は何の問題もありません」ということらしい。結局この「臨時病室」で男女二人の老人は同居することになった。”劉はおおざっぱな性格で、人助けが大好き、李は神経質で融通がきかない。考え方も、生きてきた環境も対照的な二人が、同じ病室で暮らす・・。いろいろな行き違いや、それによる口論やなんやかんやがあって・・。この芝居は、劉を演じた腰越夏水と李を演じた能登剛の演技が見どころだ。創立60年のリアリズム演劇を追求してきた劇団の、リアルに”役を生きる”という実績が、この芝居で遺憾なく十全に発揮され、現代中国を生きてきた二人の男女の老人を生き生きと感じることができた。そして、演出の今ときめいている若いシライの演出が、バックにやわらかいジャズを流して、この芝居をとても見やすい、新鮮な舞台に仕立てた。この芝居、今年観た芝居で、一番観た甲斐があった.このごろ土曜日休業していたおもろが、今日は開いていた。やはり土曜日の泡盛とおもろ煮は生き返る。シンガーソングライターの沢さんもいて、話が弾む・・。店主は疲れていたが・・・・。


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by engekibukuro | 2018-02-11 10:23 | Comments(0)  

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