6月9日(土)M「ニンゲン御破算」シアターコクーン

作・演出:松尾スズキ
2003年に十八代目中村勘三郎のために松尾が書き下ろした作品の再演だ。勘三郎の役を今回は大人計画の阿部サダオが演じた。松尾は語る。”幕末の混乱のどさくさに、斬って斬って歌い踊って、なだれ打って明治にたどりつく、怒涛の大河ドラマ、エンターテイメントとはなんぞやという問に、わたくし、松尾が出し続けた答えの最終形態、それが「ニンゲン御破算」だ!”という舞台だ。また松尾はこの芝居に芸能界の俳優、小劇場の俳優、ミュージカルの俳優の混然一体化を目指したという・・。芝居そのものは一種の大掛かりなバラエテイショーのような舞台で、舞台上段には御簾が設置され、ここで和楽器の演奏がある・・。だから、この芝居はそれぞれの世界の俳優の芝居を楽しむことが本線、岡田将生、多部未華子、荒川良々、皆川猿時、平田敦子、河竹黙阿弥を演じた劇作家のンゾエ征爾、そして御大の松尾スズキ・・。休憩15分を挟んで3時間、舞台は客席通路も多用して大いに盛り上がった松尾ワールドだった。
北斗・堀切句:”畳まれて沖とほくある屏風かな、”ひらひらと羽子板市についてゆく”、”寄鍋の途惑ふ蓋のおきどころ”
・芝居が終わって、このごろ行きつけの池袋ふくろで中川君と会う。今晩はおもろの定連だった島田君も中川君が呼んで3人で呑んだ。

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by engekibukuro | 2018-06-10 07:33 | Comments(0)  

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