6月13日(水)M「斜面」東京芸術劇場シアターウエスト

作・演出:小野寺修二、出演:首藤康之、王下貴司、雫境、藤田桃子、小野寺修二
演出家・小野寺修二と世界で活躍するバレエダンサー首藤康之のコラボレーション企画。2008年の第一弾「空白に落ちた男」から始まり、今回は第四弾。出演はカンパニーデラシネで活動した藤田桃子、王下貴司に加え、ろう俳優であり舞踏家の雫境(DAKEI)が加わった。刺激的な音のない世界、言葉の不要な世界を追求していく。”今作は物語によりかかるのではなく、言葉を使わず奥底のヒダを見つめ、通常目には見えない裏側を視覚的に表出させていく。登場人物は、いたって常識的な在る男。人当たりがよく、明るく、礼儀正しい。条件に恵まれ不自由のない人生、に思える。だがしかし、彼の心の深淵。裏側にある億底。汚い部分醜い部分陰の部分。目に見えない、誰にも知られていない秘密の項がある。これは特別の男の話だろうか。”舞台上手に急斜面の板が設置され、人物たちは、その急斜面の昇り降りを繰り返す。そして、どうしてもその斜面を自分の領域にできないのだ・・。首藤康之の普段着を着た存在感が斜面とのかかわりの中で光る舞台だった・・・。
・北斗賞・堀切句:”抱くようにホルンを吹けり社会鍋”、”歳晩の築地はみだす酢蛸かな”、”拍子木の遠のいてゆく竈猫”

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by engekibukuro | 2018-06-14 06:34 | Comments(0)  

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