6月20日(水)M「奇行遊戯」TRASHMASTERS

作・演出:中津留章仁、上野ストアハウス
 この作品は2010年に上演された、その再演だ。以前の中津留の芝居の特徴だった、床面まで変える場面転換や、場面転換に展開される、長々とした字幕を流して読み上げる近未来へのナレーションなど懐かしかった。芝居の内容は、案内の文章には、”人種差別。歴史、国、土地、家族、金、信念、命。ここに登場する誰もがそういったものを背負って、この物語は生きています。人とは、生きるとは一体なんでしょうか?”
とあるが、扱っている世界が大き過ぎて、さらに鯨の養殖だとか、宇宙旅行の事故だとかついてゆきくい虚構の世界にもつまずいて、うまくこの芝居の世界へ入るのがタイヘンだった。ただ、こういう芝居が中津留の劇の原点だったことを思い出すのは意味があるだろう。
・北斗賞・堀木陸:”濡れてゐるものひとつなく樹氷界”、”寄る辺なき鳥の来ている樹氷かな”、”時差ぼけの身ぬちに通す寒の水”

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by engekibukuro | 2018-06-21 07:38 | Comments(0)  

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