6月30日(土)M狂言劇場特別版★「呼声」★★「楢山節考」世田谷パブリックシアター

★居留守を使い家から出てこない太郎冠者を、主人と次郎冠者は、あの手この手でおびき出そうとするのだが・・。太郎冠者を出てこさせようと、次から次へいろいろな節の謡を語っているうちに、どんそん盛り上がってきて、最後は三人で踊りだす。愉快なファルスだ。太郎冠者は野村萬斎。
★★原作:深沢七郎、脚色:岡本勝己、演出:野村萬斎
”『楢山節考』は笑いの要素が一切ないシリアスな世界です。笑いの要素だけではない、人間存在の深みを知るという狂言の魅力を凝縮した新作狂言(初演は一九五七年)です。劇中、一言も言葉を発しない主人公の老婆・おりん。その手の動き、足の動きのひとつひとつに込められた愛情や、優しさを感じとって頂きたいと思います。また、雪にうもれて逝くおりんを上空で見つめるカラスにも一言のセリフはありません。鳴き声だけで本能をつたえるという、とても斬新な発想で作られた役です。静かにおりんを見守っているようであり、朽ち果ててゆく人間を「いつ食ってやろうか」と狙らっている存在でもあります。「楢山節考」は、自然のやさしさと、「命」を繋いでいゆく残虐性が表裏一体で描かれています。”野村萬斎
・一言も発しないおりんを野村万作、鳥を野村萬斎が演じた。このおりんの清々しい死に向かう姿に感動した・・。高齢の自分にも身につまされる姿だ・・。
・夜は池袋ふくろで、中川君、島田君と吞む・・。


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by engekibukuro | 2018-07-01 09:32 | Comments(0)  

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