7月7日(土)M「ウイルを待ちながら」こまばアゴラ劇場

作・演出:河合祥一郎、出演:田代隆秀・高山春夫
この芝居は、かってのシェイクスピア・シアターの田代によって提案されたものだ。”『ゴドーを待ちながら』のような状況で二人の役者がシェイクスピアの台詞を語っていく芝居ができたらおもしろいんじゃないか。”その提案を受けて、河合が1年がかりで書き上げたのがこの芝居だ
。シェイクスピアの全作品40作のから名台詞を選んで、それらをすべて作品に盛り込んだものだ。
 ”最初に登場するのはウイリアム・シェイクスピア(愛称ウイル)と、その相棒、宮内大臣一座の看板俳優であったリチャード・バーベッジ(愛称デイック)。そして、ウイルが書き上げた台本のなかに役者ー=田代隆秀、役者二=高山春夫が出てくる構造になっている。この戯曲は、「人は役者、人生は舞台」という世界劇場(テアトラム・ムンデイ)をテーマにしているが、この概念は「メメント・モーリ」(死を想え)という考えに支えられている。人はいずれ死ぬ(舞台から退場する)からこそ、演じれるいちにその役をしっかり演じなければならないというわけだ。”そして舞台は、華麗にして意味深いシェイクスピアのアンソロジーが出来上がったのだ・・。高山も善戦しているが、特にこの豚の提案者田代の朗々たる台詞の語りは素晴らしいものだった。
「凡そ君と」句:”初春の昼をしずかに飛行船”、”砂まみれなり敦煌の初日の出”


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by engekibukuro | 2018-07-08 06:51 | Comments(0)  

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