8月4日(土)朗読劇「この子たちの夏 1945・ヒロシマ ナがサキ」
構成・演出:木村光一、地人会新社、世田谷パブリックシアター
原爆被害者の膨大な手記、遺稿、詩歌から「母と子」に絞って構成された作品。1985年初演、ほぼ全国で上演されてきた。読み手は、かとうかず子、古村比呂、高橋紀恵、床嶋佳子、西山水木、根岸季衣、原日出子。今回は、湯川れい子(音楽ジャヤーナリスト)×堂園涼子の対談の聞き手永井多恵子(国際演劇協会日本センター会長)が、栗原貞子という詩人の詩を紹介して、”これからは、被害だけでなく、南京虐殺など加害ということも含めて、あたらしいドラマ、舞台作品が生まれっればとも思います。”発言している。栗原の詩の末尾”<ヒロシマ>といえば <ああヒロシマ>と やさしいこたえが かえってくるためには わたしたちは わたしたちの汚れた手を きよめねばならない”
「凡そ君と」句:”花曇鉄扉のきしむ蔵の町”、”花冷えや吹くたびくぼむ匙の粥”
by engekibukuro | 2018-08-05 07:44 | Comments(0)