10月8日(月)M「母と暮らせば」こまつ座、紀伊国屋ホール

原案:井上ひさし、作:畑澤聖悟、演出:栗山民也、協力・監修:山田洋次
 こまつ座「戦後“命“三部作」の第三弾。ヒロシマ(「父と暮らせば」)、オキナワ(「木の上の軍隊」)に続く作品だ。”1948年8月9日。長崎で助産婦をして暮らす母親も前に、3年前に原爆で死んだ息子が亡霊となってひょっこり現れる。息子は時々母親の前に現れて言葉を交わすようになる。奇妙だけれど、喜びに満ちた二人だけの時間は永遠に続くように見えた・・。”母親を富田靖子、息子を松下恍平が演じる。
母親は、新生児に対するアメリカ占領軍の非人間的な検査にがまんがならず、廃業しようとしていたが、息子との会話を続けているうちに、続けることを決意する。息子のかっての恋人に子供ができたら取り上げる気持ちになったのだ。畑澤は”長崎に生きる人達と長崎に生きた人達への祈りを、私なりの全身全霊で捧げたつもりである。”と述べているが、富田と松下もそれに応えて栗山の演出の下、全身全霊で演じて、緊密で豊かな舞台を創りあげた。
「凡そ君と」句:”澄む水の底ひを動く濁りかな”、”くるぶしを沈めてしるき秋の水”


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by engekibukuro | 2018-10-09 07:32 | Comments(0)  

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