11月5日(月)

梯久美子「原民喜 死と愛と孤独の肖像」(岩波新書)”愛しすぎて孤独になった哀しみの詩人”読了。鉄道自殺を遂げた原民喜の生涯を描いてとても胸に迫る本だった。だが、恥かしいことだが、広島に生まれ育った彼の、原爆体験を描いた主著の「夏の花」を読んでいない。まず、この作品を読まなければ、原の真価は解らないことだろう。この作品を読むこと・・。今は原の詩の詩「鎮魂歌」をこの本から引用しよう。
”死について 死は僕を成長させた/愛について 愛は僕を持続させた/孤独について 孤独は僕を僕にした”
「凡そ君と」句:”遠火事を見てをり妻となる人と”、”内海の闇こげてゐる島の火事”

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by engekibukuro | 2018-11-06 09:45 | Comments(0)  

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