2月7日(木)M「CHIMERICA チャイメリカ」世田谷パブリックシアター

作:ルーシー・カークウッド、演出:栗山民也、翻訳:小田島則子、世田谷パブリックシアター
1989年の天安門事件にいあわせたアメリカ人ジャーナリスト・ジョー・スコフィールドが、買物袋をぶら下げて戦車の前にたちつくす中国人男性=通称タンクマンを、その瞬間をカメラでとらえた・・。その事件を下敷きにして、そ後のジョーの人生を描いたフイクション。上演時間3時間15分、5幕38場の壮大な物語で、一枚の写真が20世紀を締めくくる、歴史的な感慨を呼び起こす舞台だった。田中圭、満島真之介ら若手俳優が中心に演じぬいた舞台だが、芝居を締めたのは指導的老ジャーナリストを演じたヴェテラン俳優・大鷹明良だ。この大鷹の存在感が光った舞台だったのだ。大鷹がこれほどの俳優になったことが、大鷹がSPACの女優美加理と一緒にやっていた学生演劇の時代から知っている私には、ことさら感慨深いものだった。
「堀切句」:神の子の歯の欠けている聖夜劇”、”教会の窓のひかりの煤払ふ”

by engekibukuro | 2019-02-08 10:18 | Comments(0)  

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