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12月30日(日)

本棚整理、芝居の招待点検、など年末のいろんな片付けで一日過ごす・・・。
大晦日、三が日はブログはお休みにするかもしれません・・・。
 昨年の観劇本数は209本でした。本年もありがとうございました。来年も面白い芝居を観ることができるように、良いお年をお迎えください。
「堀切句」:”正眼に構えて蠅に逃げらるる”、”階に差し掛かかりたる日傘かな”・・・・・・・・・・・・・・

by engekibukuro | 2018-12-31 07:44  

12月29日(土)「アトムが来た日」sedrial number01(風琴工房改称)

作・演出:詩森ろば、ザ・スズナリ
1950年代の原子力発電所ができた時代と、2011年の福島の原発事故を経て、近未来の2040年代との、原発にかかわる技術者の群像を交互に描いた作品。原発が必要か否か、その議論そのもの様態を描いて、日本人の思考の本体を示した真摯で説得力が横溢した作品だった。広島の原爆から、原発事故、さんざんな悲惨なことがありながら、一旦は絶対つくらないと決意するのだが、それがまた必要だと思ってしまう、その思考の変遷、なにか肝心のことが目のまえの必要になびいてしまう・・。そのリアリテイに観ていてあきらめを含んだ何とも言えない気持ちなってしまう作品だった。
「堀切句」:”ががんぼよ其処は嘆きの壁でなし”、”昼顔の透けさうでゐて透けぬ色”
追記:「現地対策本部に原子力安全委員が派遣されたには、事故から1か月以上経った4月17日だった。下村内閣官房長官は、菅首相が班目らの原子力専門家からブリーフを受けたときの印象を次のようにノートに書き残した。「批判されてもうつ向いて固まって黙っているだけ」「解決策や再発防止策を全く示さない技術者、科学者、経営者」「技術そのものではなく、人間力として、原子力をもっちゃいけない社会だと確信した」ー船橋洋一の福島原発についての記述の「著書より・・。

by engekibukuro | 2018-12-30 08:06  

12月28日(金)

今年最後の競馬、、2歳馬のレース、ホープフルステークス、M・デムーロ騎手が騎乗した一番人気のサートウルナーリアが、堂々たるレースをして勝利した。わずかだが、プラスになって、気持ちの良い年末になった・・・。
「堀切句」:”鎌倉も青ざめ梅雨に入りにけり”、”百選に漏れ垂水の滴れり”…・・・・・・・

by engekibukuro | 2018-12-29 07:20  

 12月27(木)

・今年初めて映画を見た。「アリ/スター誕生」だ。あのレデイー・ガガ主演で、監督・主演がブラッドリー・クーパー。とても素晴らしい音楽映画だったが、久しぶりに映画をみると刺激が強すぎて疲れるね・・。どれにしても、田舎の歌の上手な女の子を有名男性歌手が、拾い上げて有名にして、男はアルコール、ドラッグ中毒で、最後には自殺する。女はグラミー賞を獲得、スターが誕生する。よくあるスト-リーではあるが、何よりレデイー・ガガが素晴らしかった。
「堀切句」:”鎌倉も青ざめ梅雨に入りけり”、”百選に漏れたる水の滴れり”

by engekibukuro | 2018-12-28 07:26  

12月26日(水)

東京歯科医科大学へ。睡眠薬の処方箋をもらいに・・。年末なのでものすごい混雑・・。
帰りにジュンク堂書店によって、正月の孫二人へのプレゼントを買う。上の小学3年の孫には算数が好きなので、遠山啓著「算数の冒険ー(!)たすひくかけるわる」これは全10巻のシリーズだ。下の5歳の孫にはカール=ヨハン・エリーン著「おやすみロジャー」。算数の本は3600円もする。競馬のプラス分をそのためにとっておいた・・・・。
「堀切句」:”衣更へて何処か見透かさるる心地”、”人の世を掠めて空へ夏つばめ”
・パソコンの不調著しく、ブログ中断する可能性あり・・・。


by engekibukuro | 2018-12-27 09:52  

12月25日(火)「ジョルジュ」座・高円寺

作:斎藤憐、演出:佐藤信
毎年暮れの、座・高円寺の定番公演。ジョルジュ・サンドとパリの新聞記者ミッシェルとの、一台のピアノを囲んでの、ショパンについての往復書簡の朗読劇・・。ショパンのピアノ曲を弾くのは関本昌平。ジョルジュ・サンドは初演から竹下景子、ミッシェルは今回は千葉哲也。主題はジョルジュのショパンへの熱い恋の物語だが、その時代のフランスの国情や政治についても語られていて、単なるジョルジュのショパンへの恋情の物語ではない。この物語は、斎藤の音楽についての教養の深さを示していて、関本のピアノ演奏をたっぷり聞きながら、物語りの深みへ誘導されていく、名作だ。この日、12月25日が斎藤の命日だった・・・。
「堀切句」:”車座のはやもいぶつに花の宴”、”砂を吐く浅蜊に余罪あるごとく”

by engekibukuro | 2018-12-26 07:40  

12月24日(月)M「グッド・バイ」地点

原作:太宰治、演出:三浦基、音楽:空間現代、吉祥寺シアター
舞台いっぱいに酒瓶が並んだカウンターが占めて、その舞台の上段に空間現代のバンドが並び、ギター、ドラム、ベースが奏でる・・。役者はカウンターの前で、太宰の「グッド・バイ」をはじめ、太宰の作品から三浦が選んだ言葉を引用、さらに三浦の太宰論のような言葉も頻出、それらの言葉を役者7人がそれぞれ、上段のバンドの音楽に合わせて語り、それらがシュピレフコールのように音楽と合体する・・。これは、太宰作品を基にした三浦の発案した音楽劇だ。太宰の言葉と音楽のアンサンブル、實に見事な舞台だった。そしてなにより、私の大好きな女優、安部聰子をたっぷり観られた至福の観劇だった。
「堀切句」:”福耳を囃されてゐる新社員”、”その中にやたら大きな巣立鳥”

by engekibukuro | 2018-12-25 07:07  

12月23日(日)有馬記念

年内最大の競馬、有馬記念レース、M・デムーロ騎乗のモズカッチャンの単勝と複勝を中心に、川田騎手騎乗のキセキからの馬連とワイド馬券を買って、自分としては大勝負したのだが、モズカチャンは馬群から出られず、キセキは逃げきれず、両者とも敗退。買ったのは、池添騎手騎乗のブラストワンピース、池添騎手が有馬記念を三度も勝利していたことを知らなかった。大幅のマイナスだったが、今年は毎週やっているわりにはそれほどのマイナスではなく過ぎたことはまずまずで、十分競馬を楽しめたことはよかった。
「堀切句」:”古書店の主人は何処うららけし”、”お嫁さんを下さいといふ大試験”


by engekibukuro | 2018-12-24 09:27  

12月22日(土)M「はだかナおうさま」岸田今日子記念 円・こどもステージ

作:国吉咲貴、演出:後藤彩乃 演劇集団 円+シアターχ提携公演
 毎年暮れの恒例公演だ。いままで谷川俊太郎や別役実の作品だったが、今回は作者も演出家も平成生まれ・・。この公演は部隊の前は桟敷席で、ここで子供たちが観る。この芝居、大人たちが、おうさまが裸のなのに、きれいな服を着ているとウソをいうのを、オトナにはオトナの事情があるのだと、子供でもわかるようにできていて、子供たちが食い入るように舞台を見上げていた・・。
「堀切句」:”花種を選る人を恋人を選るように”、”空鋏して春光の満ちてきし”

by engekibukuro | 2018-12-23 07:56  

12月21日(金)

画家 堀文子が九十歳のとき書いた著書「堀文子の言葉 ひとりで生きる」(求龍堂)を読む。1ページごとに短い断章で編まれている本田。
”八十一さいの時、青い罌粟(けし)、ブルーボビ-を求めて、ヒマラヤへ旅をしました。岩場で足を踏み外しそうになったり、ボンベで酸素吸入したりしながら、やっと探し当てた瞬間を忘れません。標高四千五百メートルのガレ場の岩陰で出会った、全身を鋭いとげで武装した草丈二十センチほどのブルーボの青い花。生きものの生存を拒絶されたような厳しい環境の中で咲くこの花は、氷河期の生物か宇宙からの使者のように思え、易々と描く気にはなれませんでした。”含蓄のある断章が続く・・・。
「堀切句」:”紅梅を絵筆の先にふくらます”、”浅はかな一夜もあらむ猫の恋”、

by engekibukuro | 2018-12-22 10:26